X−T1の高感度性能について

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富士フィルムといえば好感度に強い画質と発色の良さ
画質設計担当のアシダ氏からX−T1の画質について
解説して頂きます。
富士フィルムの画質は高い評価を受けている。
その画質の根底にあるのはフィルム時代から培ってきた
色を作る技術の蓄積が活かされているからである。

フィルムにも沢山の種類がある。
・ネイチャー用
・コマーシャルフォト用
・スタジオポートレート用 など
それぞれのプロの現場で色をブラッシュアップしてきた。
フィルムからデジタルになる時に
「フィルムシミュレーション」という形で
そのノウハウをデジタルに反映させた。
・PROVIA
・VELVIA
・ASTIA
・Pro Neg St
・Pro Neg Hi
の5種類のフィルムシミュレーション
を用意してある。

CPプラス2014FUJIFILM開発者トークショー

色の階調性、グラデーションが写真家にとって重要になってくる。
我々はモニター(ディスプレイ)で評価はしない。
画質を確認するときにプリントで確認している。
プリントを見ながら、良い、悪い、味があるなどを判断している。

モニターで評価されたら、モニターの性能でしか無い。
写真(プリント)におこした時にどう映るのか。
Xの色再現はどうなるのか。
Xの開発者は徹底的に色再現を追求した。
我々は記憶色をとても大事にしている。
代表的な記憶色は
・空の青
・葉っぱの緑
色は鮮やかに再現することによって
より記憶に栄えるものになる。



PROVIAは色に忠実に撮影でき
VELVIAは少しシアンに寄った色を出す。
肌色が綺麗に出せるのは明るさに応じた彩度の
コントロールをしているからである。
どうしても、暗いところは色が濃く写ってしまう。
そうならないために色が明るいところから暗いところへと
自然に移行できるように画質設計をしている。
青、緑、肌の色
フィルム時代からのノウハウを活かした色設計のこだわり。
Xシリーズはそれらが詰まっている。

CPプラス2014FUJIFILM開発者トークショー

好感度について
高感度で重要になってくるのは
ノイズを上手く軽減する事。
ノイズは平坦なところやエッジになっているところを
いかに上手くノイズ処理できるか。
これが上手くいかないと、エッジ部分まで
滑らかになってしまうという事がおこる。
エッジ部分や平坦部分を分けてノイズリダクションする。
平坦の中にも、明るい部分から暗い部分にかけての
グラデーションがある。
エッジでもない、平坦でもない、グラデーション部分の
ノイズリダクションもアルゴリズムを最適化し
パラメータ処理を施している。

CPプラス2014FUJIFILM開発者トークショー


簡単に言うと、
「平坦か、グラデーションか、エッジかを判断して
ノイズを消すべきところは消す。
消してしまうとディテールが失われてしまうところは残す。」
という事です。
ただ、ノイズを消したければノイズリダクションをかければ消える。
それをしないのが本当の意味で
「Xシリーズが高感度で使える」
と写真家からいって頂ける理由。

最後に上野氏から
X-T1は入魂のカメラ
光学電子事業部でX-T1に関わっていないものはいない。
いうぐらい全員一丸となって、開発した機種である。

以上です。

過去、X-E2新製品発表会のトークショーに
参加させていいただきましたが
熱の入り用が、全然違いますね。
従来のXシリーズとは異なるセンターファインダー式デザイン
更に一眼に近づきました。
素晴らしい一台です。
CPプラス2014
富士フィルム開発者によるX-T1トークショーでした。
【CPプラス2014の記事一覧】
CPプラス2014会場内の様子(その1)
2014CPプラス会場の様子(その2)
CPプラス2014富士フィルムブースにて
FUJIFILM開発者によるトークショー
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