GR Digitalで食べ物を美味しそうに撮る

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RICOHの銀座RING CUBEのワークショップ
今回はブロガーのサーフライダーさんによる
フォトテクニック講座【料理を美味しく撮る】
に参加してみました。
サーフライダーさんはアメブロで
渋谷&恵比寿のランチジャーナルというサイトを
運営しており、とても美味しそうな写真を撮影している方です。
ただ、私の場合、料理は作りませんし
ラーメンの写真くらいしか撮影しません。
しかしながらこのブログで紹介しているお気に入りのラーメン屋の写真も
出来れば美味しそうに撮りたいものです。
今回のワークショップでは、お菓子を用いて
撮影のテクニックを学びました。
食べ物を美味しそうに撮影するGRDの設定です。
・マクロモード
・ホワイトバランス:マニュアルホワイトバランス
・フォーカス位置:手動でずらす
・画像設定:ビビット
・露出:ー0.3〜0.7


ホワイトバランスを設定するときはADJボタンから変更しましょう
太陽光や曇天、蛍光灯はよく使いますがM(マニュアルホワイトバランス)
については、なかなか使う機会がないです。
食べ物を撮影した時に、実際の色と異なって見えてしまう
原因はホワイトバランスを【AUTO】のままで撮影してしまっている
からかもしれません。
マニュアルホワイトバランスを使えば
見たままの色彩に近い状態で撮影できます。
ホワイトバランスを【M】にします。

白いものならなんでも構いません。
食堂にあるナプキンを使ってホワイトバランスを合わせます
カメラを向け【DISP】ボタンを押せばホワイトバランスが合います。



画像設定は【ビビッド】を選択
色のついた食べ物をより鮮やかに写せるので
スタンダードよりも美味しそうに見えます。

写真構図に一工夫加えます。
よく、やってしまいがちなのが
【日の丸構図】です。
撮りたいものを中央にドーンと写してしまう構図です。
【日の丸構図】だと、カッコよく見えません。
【3分割法】を使い、撮影したいものの位置を
ちょっとずらします。(下の画像参照)

ADJボタンを押すと一番右に出てくる
フォーカス位置を選択します。



最初は中央に設定されているので
十字キーで位置をずらします。



フォーカス位置は右上でも右下でもOKです。



実際に撮影した写真です。
焦点位置は右下に合わせてます。
ただ、この状態だと露出が【ー0.3】なので
暗く写っており、美味しそうに見えません。

暗く映るなら、最初から露出を上げて撮影すれば

良いのでは?

と思いますよね。

しかし、露出を上げて白飛びした写真は

色情報がないので、撮影後の編集がしにくくなります。

そのため、一手間かかりますが

露出を下げ、色情報を記録し写真編集で明るくする加工する

方が良いのだそうです。

私はMacの写真管理ソフトAperture(アパチャー)を使ってます。

Apple社純正のソフトということで、非常に軽く直感的に操作できて

とても使いやすいです。

使い方によっては、かなり細かい編集ができるので

失敗した写真でもキレイに蘇らせる事ができます。

露出を下げて暗く写っている写真は

露出項目の(露出)か(明るさ)のメーターを右に移動させると

明るくなります。



食べ物は赤みが強いほうが美味しそうに見えます。
【カーブ】の項目から【赤】を選択し、やや上に引っ張ります。

撮影時の一工夫リスト

・被写体にめいいっぱい近づける

・カメラを縦にする

・カメラを傾ける

・食べ物の位置をずらす

・背景を入れ雰囲気を出す

一工夫すると

いつもよりカッコよく写せるはずです。

今回のワークショップは初の食べ物を撮影する会でしたが

目からウロコの情報ばかりでした。

今後はラーメン以外の食べ物も撮影したいと思います。

GR DigitalやCX,GXRシリーズの使い方を

学びたい方は銀座RICOHで行なっている

ワークショップに参加してみてはいかがでしょうか。

写真のテクニックが身につくと思います。


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