X-E2と FUJINON XF23mm F1.4で光を操る!

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Fujifilm X-E2とXF23mmF1.4で撮影したイルミネーション画像
FujifilmXセミナー【銀座イルミネーション撮影会】に参加
の続きです。

前回の記事同様

銀座のイルミネーションを

Fujifilm X-E2
FUJINON F XF23mmF1.4R

の組み合わせで撮影した写真です。

今回の記事では

FUJINON XF23mm F1.4のレンズの焦点距離と絞り値を変えて

イルミネーションの光を操り、写真の変化を見ていこうと思います。

XF23mmの開放はF1.4なので

全開で撮影します。

FUJINON XF23mmの画像

背景のライトは丸くボケますが

LEDライトはカメラからの距離が離れていると

小さい粒の様にしか光りません。

Fujifilm X-E2とXF23mmF1.4で撮影したイルミネーション画像

ピンぼけしてますが

マニュアルフォーカスで焦点距離を一番短くして

撮影すると背景のボケ感とライトの丸が大きくなりますね。

Fujifilm X-E2とXF23mmF1.4で撮影したイルミネーション画像

焦点を手前にして

背景だけ撮影したものです。

Fujifilm X-E2とXF23mmF1.4で撮影したイルミネーション画像

今度は逆に焦点を奥に

手前をボケさせた写真です。

手前で光っているのは先ほどと同じLEDライトです。

極小の豆粒の光が大きくなります。

レンズって不思議ですね〜。

Fujifilm X-E2とXF23mmF1.4で撮影したイルミネーション画像

歩道に止めてあった自転車を撮影してみました。
後ろで光っているのは先程と同じLEDライトです。
焦点距離は短めです。

Fujifilm X-E2とXF23mmF1.4で撮影したイルミネーション画像

自転車からちょっと離れると

ライトの光の丸の大きさが小さくなります。

焦点距離の変化だけでこれだけ大きく、光の表現が変わるんですね。

Fujifilm X-E2とXF23mmF1.4で撮影したイルミネーション画像

ライトの光を丸型からギザギザ型に変えてみます。

F値を11前後まで絞ります。

夜間は絞るとシャッタースピードが下がるので

ISO感度を【オート6400】に設定しておくと

ブレ防止になります。

シャッターダイヤルはオートの絞り優先です。

FUJINON XF23mmの画像

F16まで絞りました。

光条(光芒)が出ます。

ISO6400ですがシャッタースピードは1/27です。

ブレに注意

Fujifilm X-E2とXF23mmF1.4で撮影したイルミネーション画像

F11とF16で撮影した写真の比較です。
こちらはF11。

Fujifilm X-E2とXF23mmF1.4で撮影したイルミネーション画像

F16で撮影した写真
先程よりも光条が伸びた様な気がします。
雲丹みたいですね(笑)

Fujifilm X-E2とXF23mmF1.4で撮影したイルミネーション画像

X-E2の【多重露光】機能を使ってちょっとオモシロイ撮影をしてみました。

X−E2の多重露光撮影方法

【多重露光】とはカメラの合成写真機能のようなものです。

下の写真は

【ショーウィンドウ】+【RICOHビル】の合成です。

Fujifilm X-E2とXF23mmF1.4で撮影したイルミネーション画像

1枚目の被写体と2枚めの被写体を

同じ位置に重ねあわせ、ピントだけずらすと

先ほどとは違った写真になります。

Fujifilm X-E2とXF23mmF1.4で撮影したイルミネーション画像

撮影方法は1枚めのシャッターを切った後

フォーカスをオートフォーカスからマニュアルフォーカスに

切り替えて、同じ位置でマニュアルフォーカスを使い

焦点距離を短い状態にしピンぼけにします。

AF/MFの切り替えはダイヤル操作で行うと非常に楽です。

XF23mmのフォーカス切り替えレバー

イルミネーションの光も

レンズの絞りや焦点距離を変えるだけで

いろいろな変化を楽しめますね(^^)

Fujifilm X-E2とXF23mmF1.4で撮影したイルミネーション画像

街はXmasムードが高まっている様子

この機会にイルミネーション撮影のテクを磨こうと思います(^^)

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